
W5
BOENICKE AUDIO(ボーニック・オーディオ)は約17年前にドイツとフランスとスイスの3国の国境に位置するスイス北西部のBasel(バーゼル)に設立されました。設計者のSven Boenicke(スヴェン・ボーニック)は録音エンジニアとして200件以上ものレコーディング経験 を持ち、その優れた感性とキャリアを活かし、約25年もの間スピーカー設計に携わっています。

ドライバーユニット
・高域用にエレクトロメカニカルパラレルレゾネーター(1本のワイヤの形をしたハンドビルトされた特殊なレゾネーター、プラス端子に並列に取り付けられる)でチューンナップされたハイパスフィルターを備えた3インチ広帯域アルミニウムドライバーユニット。
・低域はサイドに5インチベースドライバーを搭載。65Hzまで正確に再生します。
・リアにはアンビエンス用シルクドームツイーターを搭載し、6kHz近辺を再生します。
キャビネット
一次反射特性とカラーリングの少ない再生を実現するため、無垢の木材のみを採用したキャビネット内部は、高度なアコースティック理論により、非常に複雑な形状をしています。これらは最先端のCNCマシーンを使用して時間をかけて切削加工され、定在波の影響をシャットアウトするためにドライバーは全て内部で仕切られる構造になっています。ベースドライバーのためのバスレフダ クトの形状は、超低域までを開放的に鳴らすために適切な形状をしており、サイズを超越した驚異的な低域再生に大きく貢献しています。


その他
・設計者Sven Boenicke(スヴェン・ボーニック)自ら、木材の選定、切削、ドライバーユニットの調整、サウンドチューニングを行い、2本のスピーカーのマッチングを施して出荷されます。
・BOENICKE AUDIOは大量生産とは無縁のスイス自社工場での完全ハンドメイドです。手作業ならではの丁寧で上質な仕上げとサウンドクオリティは趣味のハイエンドオーディオの中でも最高峰と言えるでしょう。
W5 SE Version
W5 SEは、W5のサウンドを徹底して磨き上げたハイパフォーマンモデル。あなたの音への理想にまた一歩近づくことをお約束いたします。
・スタンダードタイプとは異なる、より強力なロングストロークベースドライバーを採用。ローパスフィルターを必要としないため、低域の精度とインパクトが明らかに向上し、50Hzまでの超低域を再生。
・ベースドライバーにもエレクトロメカニカルパラレルレゾネーターを搭載。
・クロスオーバーには最高品質のコンポーネントを使用。


W5 SE+ version
W5 SEを超える究極のサウンドパフォーマンス。あなたは何も考えずに音楽にただ寄り添うだけです。
W5 SEの仕様に下記が追加されます。
・すべてのドライバーに対してエレクトロメカニカルシリーズレゾネーター(プラス端子に直列に取り付けられる)を追加。また、エレクトロメカニカルパラレルレゾネーターもエレクトロメカニカルシリーズレゾネーターも両方STAGEIIタイプを採用。
・プロプリエタリーフェーズリニアリゼーションネットワークを搭載。これはレジスターとキャパシターで構成されたネットワークで、位相に素晴らしい影響をもたらします。これにより奥行が深まり、サウンドイメージは広大になります。また、位相補正が完璧に行われることにより「サ行」の音が自然になります。位相特性のないスピーカーは「サ行」があまりにも前面に出てしまうものです。





